第40回
日本呼吸療法医学会学術集会

The 40th Annual Meeting, Japanese Society of Respiratory Care Medicine

ごあいさつ

会長 竹田 晋浩1979年7月に人工呼吸研究会が開催された。これが当学会の始まりである。それから約40年が過ぎ、第40回日本呼吸療法医学会学術集会を開催するに至った。

 

この学会を含め、多くの基礎研究や臨床研究が行われているが、“これぞ画期的”と思われるものがはたしていくつあるのか。エビデンスとはいったい何か。当然のことながらエビデンスに基づく治療は重要である。一方で100人の患者がいれば100通りの治療が存在する。そこにはエビデンスに則った治療に加え、日々変化をする患者にエビデンスのない治療を施す必要があると感じている。

 

これまで、いろいろな医師と仕事をしてきた。若い頃には、その中でこの人だけは診察して欲しくないと思った医師もいた。また本当に信頼できる医師もいた。自分や家族が病気になり治療を受けるときにどんな医師に診てもらいたいか。それは患者のために最善の治療を考えてくれる。自分の上司や友人から、本人またはその家族の治療を依頼される。医者冥利に尽きる。

 

こうなるためには多くの優れた医師から、実際の治療戦略を学び、自分の中でそれを消化して、さらに自分なりに進歩させることが必要である。今回の学会ではエビデンスは勿論であるが、それ以上に実際の治療戦略を学んで頂きたく多くの企画を予定している。皆がよりよい医療従事者として成長することを期待している。

会長  竹田 晋浩
かわぐち心臓呼吸器病院・病院長